ジェラルド・シャンドリという人の言葉で
「人生で最後に残るのは 集めたものではなく 与えたものである」
という名言があります。
私はこの言葉が大好きで、心のバイブルにしているくらいなのですが、人生で集めたもの=お金や家、車、貴金属??などなどは、所詮この世に生きている間しか所有することができません。
死ぬ時は全てこの世に置いていかなくてはなりません。
私はまだ死んだことがないのでわかりませんが、持っていけるとしたら、なんでしょう・・
思い出とか、自分がこの世界でやったこととか、、、あるかわかりませんが、そういう記憶的な財産かと思われます。
また最後に残るのが経験ではなく与えたものであるところもポイントです。
・たくさん遊んだ。
・たくさん美味しい物食べた。
・たくさん旅行した。
・たくさん・・・遊んだ。笑
そのような経験的な思い出ではなく・・
・愛する人を守った
・人の役に立つものを作った
・みんなの暮らしが豊かになるような取り組みをした
このような、他者に対して、世の中に対して自らが貢献したものが重要であると言っているのです。
その貢献度の大きい小さいは問題ではなく、自分の行いで助かった人がいる、救われた人がいるということが重要なのかもしれません。
誰かと同じ時間を共有する喜び
目標を達成するために「何かを手に入れたい」と思うことは良いことですし、自分を犠牲にして他者に尽くしましょうというお話ではありません。
ただ物質的な物が与えてくれる満足感というのは大したものではありません。
ある程度満足したら、すぐまた次の物が欲しくなるのです。
それなら周りの人たちにも少しだけお裾分けをして、一緒に楽しんだり喜んだりする方が何倍も素敵ではないでしょうか。
物質的な物が精神的な豊かさを与えてくれる時代は終わったと言われています。
これからは人と同じ時間を共有して楽しむ時代なのかもしれません。
とは言え中にはあまり他人と交流を持ちたくない人もいますので、そういう場合はインターネットなど直接顔を合わせずに済む媒体を利用してみるのも良いでしょう。
この世で手に入れた物は全てこの世でしか使うことができません。
それらを通して得られる幸せもたくさんありますが、本当にあなたにとって必要な物は何なのか、手に入れたいものは何なのか、一度じっくり考えてみるのも良いかもしれません。
実は案外、意外なモノだったりするかもしれません。(´ω`)