よく「生きていればいいことがある」という話を聞きますが、実際に経験できた人は、どれくらいいるのでしょうか。

生きていればいいことがある。

たまに言う人もいますが、正直、とても無責任な発言だと思ったことがあります。

もしかしたら実際そのような経験をしたから言ってくれてるだけなのかもしれませんが、いいことが起こる保障も無ければ真っ暗な未来しか見えない現在どん底真っただ中に生きてる人間にとっては、そんな言葉はただの気休めにしか聞こえないのです。

・・しかし、そうやって数年ほど時間の止まったような生活をしていたことがある私にも、何故かいいことは本当に起きたのですから、わからないものです。

仕事もプライベートも上手くいかず、収入も減り、先も見えなくて真っ暗で、これからどうしていいか、どうやって生きていったらいいか何もわからなかった時期がありました。

このまま生きていても仕方ないし、生きてる理由もないと思いました。

でも、自ら死を選択する勇気はなかったので、とりあえず生きていました。

するとそんな私に、「生きてればいいことあるよ・・」と言った人がいました。

正直、嫌な気持ちになりました。

仕事も成功して、お金も持っていて、家族も家も、私が持っていないものをすべて持っている。

そんな人にそんなことを言われたって、何も響きませんでした。

とは言え腹を立てても仕方が無いので、とりあえず死ぬまで生きることだけを考えました。

もう幸せなんていらないし、楽しいこともなくていい。

さっさと人生終わらせて、この世とおさらばしよう。

ずっとそんな風に思ってました。

貰うことより、与えることを考えましょう

とは言ったものの、淡々と生きるには少し時間がありすぎたので、何か時間を潰せるようなことはないか考えました。

本当はここで、好きなことややりたいことなど、興味のあるものに挑戦してみるのが良いのかもしれません。

しかし当時の私は、「もうそんなのいらないし、どうでもいい」と思ってたので、やりませんでした。

その代わり、この世界に対して、何かできることはないか考えました。

人の役に立ちたい・・とまでは思ってなかったと思いますが、自分の経験や考えてることを、少しでも誰かに利用してもらえればいいな・・くらいには思ってました。

このブログもその一環ですし、外で働く時も、できるだけ周囲の人たちのフォローをしたいと思うようになりました。

それくらいしかできることがなかったからです。

でも結果的には、それで良かったのかもしれません。

別に何もしなくても良かったんですけど、何かしていた方が時間が経つのも早いので、やっていた・・

という感じでした。

なので、別に大きな志ですとか、立派な信念なんてものは全くありませんでした。

それこそ、人生が終わるまでの暇潰しに過ぎませんでした。

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見返りなんていらなかったし、期待もしなかった

先述した通り、当時の私は「もう幸せなんていらないし、楽しいこともなくていい。さっさと人生終わらせて、この世とおさらばしよう。」と思ってました。

なので、誰かのために行動したりフォローすることはあっても、見返りを要求したり、感謝の言葉を期待することもありませんでした。

私がしたいから、そうするだけ。

他者のために行動したりフォローしたりすることは、私にとって、ただそれだけの行為でした。

そしてそれは今も変わりません。

何故か恵まれた、不思議な出会いの数々

そんなことをしながら淡々と過ごして、5年ほど経った頃でしょうか。

私は突然、日常生活が楽しくなりました。

何故かわかりませんが、とにかく人間関係に恵まれるようになりました。

仕事も楽しくなり、毎日が穏やかになりました。

すると何故かプライベートでも素敵なご縁がありました。

何故かわかりませんが、人に好かれるようになったのです。

こんな私のことを気にかけ、優しく接してくれ、愛してくれる人まで現れました。

前兆のようなものは何も無く、気付いたらそうなっていました。

自分でも全くわかりませんでした。

ただ1つだけ言えることは、生きていたらいいことは本当にあった・・ということだけでした。

人生なんて、適当でいい

一度きりの人生、悔いの無いように生きたい。

そう思えば思うほど、私は生きることが辛くなりました。

むしろ(良い意味で)適当に生きた方が、ずっとラクだし気楽だし、何より穏やかでいられることにやっと気付いたのです。

見返りも求めず、何も期待せず、誰かのために何かをしたり、フォローに徹したりする。

私にとって、これが一番良い人生の過ごし方だと思いました。

今もそう思っていますし、今もそうしています。

人生なんて、適当でいいのです。

お金はあるに越したことはありませんし、美味しい物を食べたり贅沢したり良い暮らしを目指すのも良いでしょう。

ただ、キリが無いかもしれませんし、そこにあなたが求めてる幸せが、本当にあるかというと・・?

それはもしかしたら、もっと意外なところにあるかもしれません。

持っていないものに気持ちを向けるのではなく、今あなたが持ってるもので、何ができるか。

そこから考えてみると宜しいかもしれません。